FAMILY CAMP AT KIIDI FARM AUGUST 2018
Kiidi turismitalu on võõrustanud vabatahtlikke Jaapanist juba 10 aastat. Põhiline toode on olnud nn töölaagri formaat, mis sisaldab väljasõite, külastusi ja matkamist. Loomulikult teeme ka pärimustöid. Meie kodulehel on ka jaapani keeles sllest pisut kirjutatud.
JAPANESE STUDENTS AT KIIDI FARM MARCH 2018
Kiidiはエストニア南部のヴゥル(Võru)地方にあり、ロシアとラトビアの国境近く、首都のタリン(Tallinn)からは南東に260Kmほど離れている。夏は緑豊かな自然に囲まれ、秋は鮮やかな紅葉、冬は綺麗な雪景色を見ることができる自然溢れる場所だ。夜は満点の星空、運が良いと流れ星も見ることができ、まるでプラネタリウムにいるような気持ちになる。水も空気も綺麗で美味しく、身も心もリフレッシュ出来る場所。ここ、Kiidi Farmでは、馬が一頭と、犬、猫、鶏、それにたくさんのかわいいウサギ達に囲まれて過ごすことができる。それと広い庭にはかぼちゃ、ジャガイモ、りんごの木、ハーブなど季節に合わせて花や穀物が実っている。経営者のAigar Pihoさんはとても暖かくホスピタリティーに溢れている方で、その人柄から誰もが一度行けばKiidi、エストニアの虜になる。
キャンプ地Kiidi Farmまではバスで約5~6時間(バスによる)。Tallinnのバスターミナルから出ているバスに乗りVõru市までいく。そこから、バスに乗り換えKiidiのあるルーガ(Rõuge)まで行く。VõruからRõugeまでは約15~20分。
*丘が続いていることから、車に酔いやすい人は酔い止めを持って行くことをお勧めする。
ワークキャンプについて(About work camp)
ワーク:(About Work)
冬と夏で共通しているのが、地域活性化のために行われるJapan Night(日本文化を現地の人に紹介するイベント)の開催と、薪割り、薪積み、伐採された木の片付け、その他にも季節に合わせたワークがある。特に寒い冬をしのぐのに薪わり、薪積みはエストニアに住む人にとってとても大切な作業であり、キャンプ参加者の助けが大切になってくる。季節のワークとして、夏はジャガイモ堀、ベリーやマッシュルーム摘み、りんごを集めてジュース作りなど。冬には夏と同じような収穫は出来ないが、その分Kiidiの森でのワークや、冬ならではのアクティビティもあるので、どちらの季節でも十分に楽しむことができる。
*自然の中でのワークは季節、その年の気温、天気にも左右されるので、柔軟な考えをもって臨機応変に☆
宿泊施設(About Accommodation):
Kiidiファームにはキッチン、洗濯機、トイレと全てついている大きなコテージが一つと、寝床のみのコテージが3つあり、基本日本のワークキャンプ参加者は大きなコテージに皆で泊まることになる。2人~6人部屋でベッドもシーツも用意してあるので寝袋を持ってくる必要はない。部屋にはヒーター、一階には暖炉があるため冬でも快適に暖かく過ごすことができる。
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どの部屋もAigarさんがリノヴェイトしたもので、木のぬくもり、温かみのある素敵な家ばかり。
*ワーク中はAigarさんがWifiを持ってきてくれるのでインターネットの心配も要らない。
料理(About meal):
日本の文化紹介イベント(Japan Night)のときは日本人参加メンバーで日本食を作り現地の人たちと交流をはかるが、それ以外のワークキャンプ期間中は毎食地元の人が地元の料理を振る舞ってくれる。もちろん、ワークの空いた時間に料理の手伝いや自分たちで何か作ることも大歓迎。毎日、現地の取れたて野菜やベリーなどが並び、どの料理もとても美味しい。ワークのところでも話したが夏はマッシュルームを皆で取りにいき調理をしたり、ベリー摘みをしたりできるのが冬との違いかもしれない。季節の食材で作る料理は時期によって少し変わってくると思うが、どの食事にも必ずといっていいほど黒パンがつき、チャンスがあれば是非作りたての黒パンを食べてみてほしい。また、ジャガイモもよくテーブルに並ぶのだがどのシーズンでもKiidiで取れたポテトは甘くて美味しい。
ワーク以外について(Free time)
Free dayはAigarさんが様々な場所へ連れて行ってくれる。その多くの場所がエストニアの自然、歴史、芸術、といった文化に繋がる場所ばかりでとても美しく、エストニアという国の魅力を多くの違う角度から見て、知ることができる。隣の国、ラトビアにも近いことから、国境を見に行き越えることもできる。他にはハイキングや、地元のパーティー、小学校訪問など、毎日が楽しく、1日があっという間に過ぎていく。
なかでも毎日のように入れる仕事後のサウナは格別。エストニアはフィンランドや、ロシアと同じようにサウナの文化が強く根付いており、皆サウナが大好きだ。エストニアの人にとってサウナは神聖的な場所で、昔は子どもをサウナで産んでいたともいう。サウナにもいくつか種類がありKiidiにはフィニッシュ式サウナや、ロシア式サウナ、スモークサウナ、と6つのサウナがある。どれも電気ではなく薪を使ったサウナなのでとても気持ちが良い。Kiidiワークキャンプでよく入るのはフィニッシュ式サウナ。まきで熱く暖められた石に水をかけ蒸気を発生させ一気に汗をかき、その後、池に飛び込みクールダウンしたり、外で木や虫の音、自然に耳を澄ませたりしながらリラックスする。その後はビールや水、冬だと庭のメープルの木から採れた少し甘いメープル水を飲みながらお話しし、寒くなったら再びサウナに戻る。長いときは2時間サウナを繰り返しながら友だち、家族と話すこともある。日本でも温泉に友達と行き、ゆっくりお風呂に浸かりながら話すのと一緒で、サウナは団らんの場でもあり、コミュニケーションの場でもある。エストニアでこんな体験が出来るのも自然に囲まれているKiidiだからこその最高のひと時である。
最後に(conclusion, last)
エストニアってどういう国?と思っている方、アストリッド・リンドグレーン(Astrid Lindgren)が書いたスェーデンの児童小説本「長くつ下のピッピ」は知っていますか?ピッピ以外にも「ロッタちゃん」「やかまし村の子どもたち」などがありますが、その本の挿し絵は、エストニア産まれのイロン・ヴィークランド(Ilon Wikland)という方が書いており、Estonia, Kiidiでの生活はその挿し絵にある様な穏やかな自然の中での生活に近いと思います。自然が好きな人、北欧の生活を体してみたい人、日本では体験できないような新しい経験をしたい人、サウナが好きな人、海外に行きたいけど怖いなと思っている人、是非エストニア、Kiidiのワークキャンプに参加してみてください。今までとは違う自分に会えると思います。受け入れ先のAigarさん含め、家族、地元の人たちと皆優しく、きっとエストニアが好きになると思います。